2021/09/18(土) 19:45 0 7
後方8番手に置かれる絶体絶命のピンチも何のその。2角からの超爆裂まくりを打ち込み前団を一気に飲み込んだ。まさに圧勝。
「打鐘からレースが動いてスピードが上がっていたでしょう。だから自分の展開が来るなと思っていたし冷静でした。一瞬、止まるなと思ったがそこから伸びた。まあいいでしょう。上がりタイム? 自分的には11秒フラットぐらいと思う」。
レース直後にはそう話していたが、上がりタイムは「10秒7」。これは2004年に伊勢崎彰大(千葉)が記録したバンクレコードとタイ。強烈なスピードだったことがわかる。
これまで、ビッグ戦線では準決勝を外したことがない。山口はこの事実を大事にしており、今開催は準決に上がることは最低限の課せられた試練だった。
「意識していましたね、そこは」と気持ちを入れて挑んだ結果、第一ミッションを攻略した。もちろん、スタートはここからだ。勢いを大事にして地元バンクを疾走する。(netkeirin特派員)