2025/03/21(金) 18:45 0 6
前検日、初日は気温が下がり寒風が吹きすさぶ悪コンディションだったが、2日目は一転してポカポカ陽気。朝から日が差し、6Rを走るころには気温は17℃まで上昇した。沖縄育ちの伊藤にとっては朗報で、道中は身軽に中団3番手をキープし、狙い済ましたまくりを決めた。
ラインの勝利を手繰り寄せたポイントは2点あった。
「初手で藤井(侑吾)さんラインの後ろにいられたこと。絶対に駆けると思いましたから。あとは押さえた時にすんなり出られて、しかも誘導が残っていたところですね」と流れを手中にしたプレーを振り返った。マークしていた山田庸平に交わされたのはご愛嬌。上位を相手に十分に戦えるデキにある。
当大会は昨年、初めてビッグ決勝に乗った思い入れ深い開催だ。肌合いの良さを自覚しており、もちろん今年も狙っている。
「もう1年経ちましたね…。流れ次第になると思いますけど、乗れるように狙いたいです!」と自らを鼓舞した。3日目準決12Rは伊藤旭に任され前回り。相手は古性優作や新山響平ら強豪揃いだが、執念の走りで2年連続の決勝進出を目指す。(netkeirin特派員)