皆さま、いつもお世話になっております。競輪小僧です。
　車券の調子はいかがでしょうか？

　私は相変わらず鳴かず飛ばずの車券生活を送っていますが、そろそろ流れが変わってもいい頃。「機は熟した！」と信じ込み、思い込み、今節こそは勝負をかけたいと思っています。

　全日本選抜競輪に続く、今年2回目の特別競輪。年度末を気持ちよく勝利で締めくくりましょう！それでは参りましょう！

■1着回数の多さが選考基準！実力者が集まるウィナーズカップ

「ウィナーズカップ(GII)」は、2017年からスタートしたグレードIIの特別競輪です。
　その名の通り、選考基準には1着回数の多さが選考基準に入っており、優先出走権利が与えられる。これは他の特別競輪にはない、画期的な特徴のひとつです。

　歴代の優勝者は以下の通りです。

年	開催場	優勝者
2017	高松	郡司浩平 (神奈川)
2018	松山	武田豊樹 (茨城)
2019	大垣	脇本雄太 (福井)
2020	福井	松浦悠士 (広島)
2021	松阪	清水裕友 (山口)
2022	宇都宮	清水裕友 (山口)
2023	別府	松浦悠士 (広島)
2024	取手	脇本雄太 (福井)

■伊東温泉競輪場のバンクの攻略法は？

　今年の第9回は、伊東温泉競輪場での開催。
　バンク特徴は、周長333mの33バンクで見なし直線は46.6m。33バンクにしては直線が長く、33バンクの中では前橋競輪場の次に長い直線。小田原、奈良、松戸とは明らかに造りの違いがある。

　山の中腹にバンクがあるため、山風、海風の影響はそこまでない。個人的な感想では、33バンクにしては捲りが決まる印象で、1センターから勢い乗せてのバック捲りが比較的決まりやすそう。追込み勢は、イエローライン付近が伸びるので、ライン3番手からの強襲で穴配当も狙えるバンク。

■SSからは7選手が登場

　全日本選抜競輪を制覇した脇本雄太(福井)を筆頭に、昨年のGP覇者古性優作(大阪)、松阪記念に高松記念連続制覇の郡司浩平(神奈川)、全日本選抜競輪決勝では見せ場を作った眞杉匠(栃木)、番手に3番手と試行錯誤しながらも結果残している岩本俊介(千葉)、先行力衰え知らずの新山響平(青森)、玉野記念優出で復調気配清水裕友(山口)の7選手が出走予定となっている。

　同時開催となる『ガールズフレッシュクイーン』には23連勝中の仲澤春香(福井)を筆頭に、次世代のガールズケイリンを牽引するメンバーも登場。

■穴を開けてくれるであろう選手

2020年GP覇者の和田健太郎(千葉)

　1月伊東F1初日の落車で欠場を余儀なくされたが、欠場明け4場所目で復調気配か。前節は名古屋記念準決勝、小林泰正に絡まれて敗退したが、前節より上乗せがあれば優出も。

2024年YGP覇者の纐纈洸翔(愛知)

　前節取手F1では、オール3連対で自力に自在性と多彩な脚質を発揮。決勝では、深谷知広に力負けしたが、単騎での競走も全く問題なさそう。

今年に入り1着こそないが、3連対率58.6%の村田雅一(兵庫)

　全日本選抜競輪準決勝では、4番手から三谷将太を交わして2着優出を果たした。依然調子は良く、展開向かなくてもコース見極めて車券に貢献してくれそう。

昨年後半から飛躍的に競走得点を上げて、存在感魅せている高橋築(東京)

　前節静岡F1準決勝では、目標なく自力勝負で勝ち上がれなかったが、近況番手戦では決め脚発揮している。並びによっては3番手からの抜け出しも。

献身的な横の動きも魅せている山口敦也(佐賀)

　欠場明け3場所目の今節、2場所はまだ1着は獲れていないが、堅実的な走りで確定板に乗っている。番手に3番手、横の巧さにコース突っ込める器用さも持ち合わせている。

あの好調が嘘のようだった川津悠揮(北海道)

　前節玉野記念では3連対無しに終わって調子を崩した印象。今年に入り、抜群な伸びで1着を量産していただけに、前節の着で人気を落とすなら初日から狙いたい1車。今節の復調に期待したい。

　いよいよ開幕のウィナーズカップ。初日から目が離せない戦いが始まります。大穴を狙って精進致します、当てましょう！

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