2021/09/17(金) 18:00 0 4
4月の名古屋2日目に落車した梶原亜湖は、そこで選手生命にかかわる大ケガを負ってしまった。 「今、肋骨2本が肺に刺さった状態なんです。これはもう元に戻らないみたいで。前も後ろ(の肋骨)も3本くらい折れていてグチャグチャだし…。医者は(復帰を)勧めませんでした(苦笑)」。
しかし梶原は約4カ月後、見事に復帰した。 「今まで競輪選手としてずっと挑戦を続けてきたし、復帰しないで終わるのはちょっと嫌だった。“復帰する”ってことに挑戦をしたかったんです。そのあとヘルニアも出ちゃって正直体は厳しい状態だけど、どのタイミングでどれくらいの量の痛み止めを飲めばいいか、っていうのは前回の最終日くらいにつかめたので。笑顔で(引退の)その時を迎えられるように、やれる間は挑戦を続けたいなって(笑)。それまで頑張りますよ」
梶原といえば今回同時参加の格清洋介やG2に出場中の大石剣士などの師匠でもある人格者。あえて復帰といういばらの道を選んだ伊東の重鎮の、安全と健闘を祈りたい。(netkeirin特派員)