2021/09/17(金) 15:30 0 10
『番長』の愛称で慕われていた(若手には恐れられていた?)有坂直樹が現役引退を発表。有坂とも交流があり、一緒に戦ってきた佐藤慎太郎が今現在の心境を語った。
「俺、もうやめるから! って、直接電話がありました。いずれ自分もそういう時が来るんだなって寂しい気持ちになったし、今まで以上に1本1本頑張らなきゃって気持ちにもなりましたね」。
また電話ではお互いの『引退観』についても話が及んだそう。
「(有坂の)最後の方はいつも50車身くらいぶっ千切れていたし、悔しい気持ちなんてないんだろうなって思っていたけど、本人的にはめちゃめちゃあったみたいで、『弱い自分に納得できなかった』って言っていました。『慎太郎は俺みたいにボロボロになる前にA級でやめた方がいいよ』と言われて、『いやいや、チャンレジに落ちて、廃車になるまで走るから』と返したら、『絶対やめた方がいい!』だって。そこだけすごく力強かった(笑)」と2人しか知らないやり取りを面白可笑しく教えてくれた。(アオケイ・長谷川記者)