まずは初日特選の想定メンバーから。南関は和田真久留の自力に岡村潤。関東は結束で自在の鈴木玄人、雨谷一樹、諸橋愛。今の諸橋なら、この位置でも我慢しそう。地区的に北津留翼には小倉竜二。地元の皿屋豊は単騎で、これに阿部力也が付けるかは、前検日の取材次第だ。

　競走得点トップは和田真久留で、前走の平塚FIは松井宏佑に乗り優勝。番手の岡村潤も勝てば、メモリアルの400勝を達成。

　鈴木玄人は失格過多だが、脚質を自在に変えたし仕方ない。雨谷一樹は動くイメージがあるが、バック数も捲りも決まり手はゼロ。諸橋愛は根性だけで走っており、良い頃の切れ味がない。

　地元は皿屋豊にイケメンの柴崎淳。あとは若手の台頭に期待したいがめぼしい選手が不在。やはり、近畿との連係も多くなりそう。

　北津留翼は愛娘の養成所の卒業に目を細めている。勝ち上がりでは岩谷拓磨がいて、瓜生崇智がアシスト役。大塚健一郎は久々の実戦だが存在感は光る。

　小倉竜二は前回の小倉ナイターで、ハコ4。中四国の機動型が不在で、越境タッグになりそう。

　ガールズケイリンは、尾方真生が優勝候補の筆頭で、4場所連続して完全優勝中。これは、手が付けられない。次の評価が、ナショナルチームを卒業した太田りゆ。鋭いスピードは、尾方より魅力はある。

　今年は、更なる大化けを狙っているのが、日野未来。GIを制覇するのも夢ではないだろう。この3人が抜けているが、加瀬加奈子、又多風緑、畠山ひすい、太田瑛美も勝ち上がりの段階では見せ場を作る。