阿部英斗が差し切って1着(写真提供:チャリ・ロト)
3月9日、玉野競輪場で行われた瀬戸の王子杯争奪戦(GIII・最終日)のルーキーチャンピオンは、阿部英斗(20歳・福岡=125期)が差し切って1着、捲った森田一郎(24歳・埼玉=125期)が2着、逃げて叩かれながらも粘り込んだ中石湊(20歳・北海道=125期)が3着に入った。3連単は③-①-④で5,220円という配当だった。
レースは細切れ戦らしく目まぐるしく順位が入れ替わる展開。
谷内健太(24歳・京都=125期)が先行するところを打鐘で中石がこれを叩いて行く。さらにそれを最終ホームで谷内が叩き返す。最終バックで2番手を走っていた中石の内を森田がすくって2番手に浮上すると、そこから一気に捲りを放つ。その後ろを阿部が追走。直線に入って捲り切って先頭に立った森田をゴール前で阿部が交わして見事1着となった。