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【未来の競輪スター候補】記録会で全種目1位の太田海也 強さの秘訣は“ボートで鍛えた忍耐力”

2021/09/17(金) 12:00 0 5

netkeirinでは、来年のデビューを目指し、競輪選手養成所でトレーニングに励む121期・122期の注目候補生を特集。今回は太田海也(22歳・岡山=121期)候補生の紹介です。(取材・netkeirin編集部)

提供:公財JKA

 121期・期待の候補生である太田海也さんは、9月10日に行われた第2回の記録会で200mと3000mで1位を記録し、ゴールデンキャップを獲得した。

ーー第2回の記録会はいかがでしたか?

 1番短い距離の200mと、1番長い3000mで1番をとることが出来ました。第1回記録会では200m・400m・1000mで1位をとれたのですが、今回は400mと1000mで順位を落とす結果になってしまいました。

ただ、第1回と第2回を合わせたら全種目で1番を取れたので、自分のなかで大きな自信に繋がっています。

ーー今回の記録会を通して感じた、自分の強みはありますか?

 どんなレースになってもついてける、瞬発力とバランス力があるのではないかなと思います。

ーー高校時代にはボート競技部に所属されていたそうですね。そのときの経験が自転車に活かされていると思ったことはありますか?

 ボート競技部時代に練習で培った“身体と精神の忍耐力”が活きていると、日々感じています。一見、意味がないと思える養成所での練習にも、意味を探して自分を追い込めていると思います。

 忍耐力は、養成所では誰にも負けないぐらいあると思っています!

ーーボート競技から、競輪選手を目指そうと思ったきっかけはなんですか?

 正直、自分のレベルだと世界で戦うには壁があると感じたからです。

 そんななか、昔から自転車が大好きで、誰にも負けない強い自信がありました。自分の能力を試したいという気持ちもあり、始めたのがきっかけです。

ーー意識している候補生はいますか?

 今回、ともにゴールデンキャップを獲得した後藤大輝候補生です。彼とは毎朝毎晩、ずっと一緒に練習してきました。お互い高め合える良い関係を保てていると思います。

 ライバルは、同級生の中野慎詞候補生です。すごく仲も良いんですけど、彼はナショナルAチームなので、やっぱり意識してしまいますね。

ーー今後の目標を教えてください。

 早期卒業候補生として挙げてもらっているので、しっかりとその権利をものにできたらと思います。もっともっと自転車と向き合って強くなっていけたらと思います。

提供:公財JKA

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