2021/09/10(金) 09:15 0 0
これといった武器はなく1着をそこまで多く取るタイプではない中川だが、たまに一発を提供するいわば「穴党」に人気の選手。初日は支線の番手回りだったが、俊敏な動きから別線の捲りにスイッチし、2着を確保した。「実は松田優一君に借りたフレームが凄く良くて。踏み出し重視のフレームで、自分の弱点を補ってくれる。最近は少しずつ良い感じで走れています」と笑顔で話してくれた。
準決のメンバーを見て中川は東北勢の後ろを選択した。「鈴木浩太君と上遠野君の力が抜けているし、二人が本命と対抗でしょ。正直言ってどうやって3着を取るかのレースになると思う。多分他の選手も同じ事を考えているし、それが難しいんですけどね」と分析した。
そんな弱気なことを言わないでと伝えると「僕は主役じゃないので。ドラマの撮影で言えばエキストラみたいな存在なので(笑)」と独特の表現で笑わせてくれた。(アオケイ・石濱記者)