2025/11/28(金) 15:10 0 2
坂本健太郎は2場所前の小田原GIIIで、2日目から最終日までの3日間単騎を志願し、そしていずれも見せ場なく敗れる不穏な動きを見せていた。ただこれにはハッキリとした理由があったのだ。
「小田原の時は、鎖骨に入っていたプレートを除去する手術が直前に控えていたんです。だから絶対に落車だけはできない状況でした。ヨコの動きは避けたかったから、そんな状態でラインを組むと迷惑も掛かるし1人でやろうって。初日も本当は単騎でやりたかったけど、久留米3人の番組が組まれていたので、さすがにそこだけは初手は並んだんですけどね。2日目以降はまくり一発を狙って『自力』のコメントを出したけど、2日目はちょうど煽りもあってダメだったし、3、4日目は展開的にも厳しかった。まあ元々まくりっていうのはそういうリスクもありますからね。小田原に関してはケガなく終われたというのが一番でした」
小田原開催直後の「18日に入院して19日にプレートを除去しました」と"すっきり"すると、競輪祭にも1日だけ補充で参戦し、ライン3番手回りからきっちり3着を確保と本来の動きを見せていた。
「プレートが入っていた部分はあまり動かしていなかったから。まだあまり動きがよくない。少しずつリハビリしていかないとですね」とのことだったが、ここから成績もよくなっていくはずだ。
初日は「6番車らしいレースをしてくれると思う(笑)」という久留米の後輩・堀川敬太郎に前を任せ、今期初の「予選での確定板入り」を目指す。(netkeirin特派員)
