2025/02/10(月) 18:00 0 4
完全Vを挙げた川崎から中4日、気分よく小倉入りした。それもそのはずで意外にも2025年の初優勝だったからだ。だが、喜ぶ理由はそれだけではなかった。
「もちろん、久しぶりの優勝ってこともありましたけど、Lサイズのフレームに乗るようになってから初めての優勝でした。やっと乗り慣れてきたのかなって実感を得られたのがうれしかったんですよ」
最近はMサイズからLサイズのフレームに乗りかえる選手が増えており、あの佐藤水菜も使用しているという。柳原も新たなる武器として11月の和歌山から投入した。
「ずっと乗っていたものと違って、なかなか乗りこなせなかったんです。だけど、まずは体に覚えさせたかったから、結果が出ても出なくてもとりあえず半年は乗ってみようと思っていたんです」と、最初は扱いづらさを感じていたが段々と体になじませて自分のものとした。
今節は大久保花梨との2強対決が最大の見もので、仮に完全優勝を挙げれば残り「3」と迫った通算300勝のメモリアルを達成する。
「今節は乗り方をとくに意識してみます。300勝? 完全優勝ならですね。まずはピンピンでの勝ち上がりを目指します!」と明確な目標を掲げた。(netkeirin特派員)