2025/02/08(土) 19:00 0 7
またも古性優作にやられてしまった郡司浩平。レース後の振り返りを聞くと古性優作は、最初から、神奈川分断を考えていた様子。しかも、違反点をつけず、そこを奪取するのがテーマだったようだ。
あれだけの阿修羅の走りだが、普段から古性は事故点が少ない。今度、黄檗山に行った事があるのか聞いてみようと思う。最近の郡司の走りを見るとジェットコースター。グランプリでは泥船に乗り(これは選手用語)北井佑季と共倒れ。古性と同乗すると、かなりの確率で絡まれている。
松阪記念の優勝は何とか凌ぎ、高松記念のVは巧く番手をどかした。このレースは古性のイン粘りで秒殺、その後、ホームでは平原康多に思い切り締められている。普通、2度やられているし9着大敗が定番。それがタテ脚だけで3着に入線。本人は「苦し紛れの3着」と苦笑いしていたが、レース後は、古性と軽く挨拶。
こういう2人の光景を見ると、やはり競輪は男らしく、人間臭くて良いなと思える。(町田洋一)