2月8日、奈良競輪場で行われた春日賞争覇戦(GIII・初日)の初日特別選抜は、番手捲りした小林泰正(30歳・群馬=113期)が1着、捲り追い込んだ古性優作(33歳・大阪=100期)が2着、追い込んだ郡司浩平(34歳・神奈川=99期)が3着に入った。3連単は⑧-①-③で11,550円という配当だった。
レースは
松井宏佑(32歳・神奈川=113期)が早めに進出、残り2周半で先行するが、番手の郡司を古性が捌いて2番手を奪いとる。そこへ
佐々木悠葵(29歳・群馬=115期)が一気にかまして残り1周で先頭を奪い、
平原康多(42歳・埼玉=87期)は千切れたが小林と2車で出切る。最終バックでその後ろへ切り替えた古性が間髪入れずに捲りを放つが、それに合わせて小林が番手発進。外に浮きながらもしぶとく伸びる古性を小林が振り切って、見事初日特選を制した。