2025/01/27(月) 10:15 0 1
初日5Rは前受けから突っ張って逃げた小川達也が別線を完封。番手回りの田原大広が差し切って小川は2着に粘った。小川は年が明けて今回が早くも4開催目。この1走を含めた10走で最終バックを8本奪い、2連対率も70%と上々の数字。タフネスぶりを見せつけている。
「中2日だった前回はかなり疲れていましたね。今回はそれでも日にちが空いた(中8日)ので大丈夫です。もう少しペースで踏みたかったけど、別線の動きが見えてちょっと焦って踏んじゃった。でもワンツーが決まって良かった」
今年3度目の準決勝進出。昨年は3度目の準決勝進出まで12節(補充出走の開催を除く)を要した。安定感がアップしている。
「年末の松戸から少し乗り方を変えてみた。踏む位置というか、足の裏の体重をかける位置。つちふまずを乗っけるようなイメージで。立ちこぎが楽になって余力がある。それがいい要因なのかな」
最近は妹の野原美咲が各競輪場でのメディア露出が増えている。
「さすがにもう“美咲の兄”と呼ばれることはなくなりましたね(笑い)。最近は美咲ちゃん頑張ってるねって言ってもらうことが多くて嬉しい。妹もずいぶん忙しそうですね。現役時代の頃と変わらないくらいじゃないかな。妹は今は実家にいるし、自分も車で5分くらいの所にいるので、ちょこちょこ顔を合わせてますよ。頑張ってほしいですね」
妹思いなのは昔から変わらない。妹ばりに大忙しの兄は「久しぶりに決勝に乗りたいですね…」とつぶやいた。
「前回が1、3着で決勝に乗れなかった。なかなか難しいけど久しく乗れていないので頑張ります」
2023年8月以来となる決勝進出を目指して準決勝7Rに挑む。(netkeirin特派員)