2025/01/25(土) 16:00 0 1
スタートで石貞有基がポーンと前に出たが、何やら様子がおかしい。異変に気付いた石貞もすぐに手を挙げたが、25メートル線を超えていたため再発送は認められず…。このまま石貞はずるずる下がって故障棄権、1人欠けた『6車立て』の状態でレースは進んでいった。
この2Rで勝った丹波孝佑は「いきなり手を挙げて内に降りたから、どないしたんやろって。(自分のラインが)3車ちゃうやん、2車になってもうたって、めちゃくちゃ焦りました。終わって話を聞いたら、ケツをおろしたときにサドルの向きがズレてしまって、どうにもならなかったみたいです」と教えてくれた。
この間の和歌山記念でも武藤篤弘(埼玉・95期)が同じようなアクシデントで戦線離脱となったが、買っているファンにとってこれはかなり切ない。現場にいた他の選手も「25メートルは短い」「せめてバックまでは(再発送)OKでも…」と言っていたし、競艇みたいな返還は無理でも、ルールの見直しは必要な気がした。(アオケイ・長谷川記者)