2025/01/19(日) 18:35 0 4
2025年1月19日 大宮競輪
大阪・関西万博協賛
東日本発祥76周年「倉茂記念杯」G3(最終日)
1月16日より大宮競輪で開催されてきた「東日本発祥76周年・倉茂記念杯」G3が最終日を迎えた。シリーズにはS班から脇本雄太、平原康多、北井佑季が参戦。北井は二次予選、地元の平原は準決勝で敗退したが、脇本は初日こそ番手戦で持ち味を発揮できなかったが、2日目以降はスピードで他を圧倒した。その走りに触発された寺崎浩平や、ベテラン村上博幸も決勝進出を掴み、近畿は3名が決勝進出。また、いち時期の不調から抜けつつある嘉永泰斗や佐々木悠葵らも持ち前のアグレッシブな走りで決勝に進んだ。
寺崎浩平の番手で脇本と佐々木眞也が競りとなった決勝。寺崎が嘉永を叩いて主導権を握る中、佐々木悠葵が捲りで前団を最終3コーナーでとらえ、そのまま後続を引き離し1着でゴール。2022年10月の高松以来、2回目のG3優勝を手にした。
※準決勝のレポートはこちら
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【大宮競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/武藤龍生(S1・埼玉98期)
2/脇本雄太(SS・福井94期)
3/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
4/佐々木眞也(S1・神奈川117期)
5/村上博幸(S1・京都86期)
6/嶋田誠也(S1・福岡109期)
7/寺崎浩平(S1・福井117期)
8/徳永哲人(S1・熊本100期)
9/佐々木悠葵(S1・群馬115期)
【レース展開】
誘導以下、7寺崎-2脇本・4佐々木眞(競り)-5村上、9佐々木悠-1武藤、3嘉永-8徳永-6嶋田で周回。まず嘉永が上昇して、打鐘で寺崎を抑えて先頭に立つ。4番手には佐々木悠が上がり、寺崎の後位は内に佐々木眞、外に脇本で並走が続く。6番手の寺崎は最終HSからスパートして、最終2コーナーで嘉永をとらえて主導権を奪取する。寺崎の番手には佐々木眞が続き、脇本も追い上げていく。この追い上げに乗った佐々木悠は最終2コーナー付近から捲りを打つと、逃げる寺崎を最終2センター付近でとらえていく。武藤は連携離れるが、抜け出した佐々木悠が寺崎を振り切って優勝ゴール。2着に寺崎、3着は寺崎番手を取り切った佐々木眞が入線した。
【大宮競輪G3(最終日)12R=S級決勝・結果】
2車単9-7 5,950円(26番人気)
3連単9-7-4 89,710円(249番人気)
決まり手:捲り-逃げ
優勝/佐々木悠葵(S1・群馬115期)
今回成績/特8・二4・準2・決1
次走出場予定/奈良G3(2月8日〜11日)
最終日に(自転車の)乗り方を思い出せたのが一番良かったですね。骨盤の(乗車)位置などがすごく良かったです。昨日までは、ヤバいと思っていたのですが、今日のウォーミングアップで思い出した感じです。
(寺崎浩平が)突っ張ると思っていました。そうなったら流したところを、武藤(龍生)さんと2人で仕掛けるつもりでしたが、(打鐘で)引いたので、4コーナーで仕掛けるだろうと思いました。また、(佐々木)眞也さんは、競りと決めたら譲らないと思ったし、脇本(雄太)さんは追い上げるだろうと思ったので、(最終HSで)車間を空けて脇本さんを入れ、追い上げてもらい、(最終BSは)そのスピードを使いました。展開は完璧でしたね。最終4コーナーではスピードが振り切っていたので、あとは武藤(龍生)さんとワンツーになればと。
今回は、地元埼玉勢の前で頑張りたいという思いがあったので、優勝はあまり狙っていませんでしたが、獲れたので、今年はあまり狙わず、気合を入れずぎずにいった方がいいのかなと。また、今日は展開が向きましたが、もっと脚力も必要だと感じました。
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【佐々木悠葵の過去優勝レポート・プレイバック】
2022年12月高松記念G3
(P-Navi編集部)