2025/01/10(金) 18:15 0 2
年末のレインボーにも出場し、A級ではトップクラスの機動力を持っている小原丈一郎。ただ、そのレインボーで特昇を逃してしまった事が相当堪えたらしく「今期もA級だったし、ずっとレインボーでの特昇を目指してやっていたので少し気持ちが切れてしまって…。前回の前橋はそれを少し引きずっていた」と優出を果たすも未勝利だった理由を説明してくれた。
決して前橋の競走も悪くはないように見えたが、今開催は初日特選ではロング捲り、準決勝ではホームカマシで連勝。無傷での優出を決めた。
「緩んだらすかさずに仕掛けようと思っていました。初日よりも風がなかったし、上手く回せたと思います。競走前にはシューズのヒモが切れるアクシデントもあったけど、勝ち切れてよかったです」と表情は明るい。
準決勝の勝利で通算100勝を達成。本人は「S級では2着ばかりだったし、少し遅すぎますね(笑)」と自己採点は厳しいが、出世が早かっただけに仕方ないと言えよう。
決勝は福田稔希と佐山寛明との3分戦で「佐山さんもいるけど、福田君も強いですね。コメントは『自力自在』にします」と総力戦を匂わせた。(アオケイ・松野記者)