2025/01/07(火) 18:45 0 28
今年一発目の記念は山口拳矢が制した。優勝に飢えていた男が、最高の形で1年のスタートをきった。
一昨年の名古屋記念(7月)以来、約1年半ぶりの記念優勝に「本当に久々な感じがしますし、嬉しい。侑吾さんが作ってくれたチャンスをモノにできて良かったです。初手は前を取らされて、侑吾さんは突っ張る雰囲気で。自分は邪魔をしないように後輪に集中。郡司さんを確認したときに真後ろぐらいにいて、何もできずに踏んでしまった。最後は結構迫られたし、やっぱり郡司さんは強いなと。優勝は100%侑吾さんのおかげ。優勝できたことで最低限、侑吾さんの気持ちには応えられたかなと」と男気先行を見せた藤井の頑張りに感謝した。
昨年をふり返って「S班の責務を果たせなかった」と話していた山口。「昨年の成績は一旦忘れて、0から作り直していきたい。記念をもう1つ、そしてもう1回タイトルを獲りたい」と意気込む。
また、FI戦線に向けても「FI戦が始まるので、そこで少し自信を取り戻しつつ仕掛けるタイミングの感覚を取り戻せれば」と昨年の悔しさを胸に戦う山口の巻き返しに期待したい。(アオケイ・八角記者)