2024/12/31(火) 17:45 0 4
前橋競輪「競輪公式投票CTC杯(FI)」が1月1日に初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
いつタイトルホルダーの仲間入りをしてもおかしくない菅田壱道。これは、元選手だった、叔父や父親も含めた菅田一族の野望かも。成績の波もあるが、昨年後半から良くなり、11月開催の小倉競輪祭(GI)では優出。今年は新田祐大が、失格過多で、GIの出場が限られており、菅田の責任も重くなる。北日本のリーダーとしての役割も大きく、新山響平と同乗なら、アッサリ、GIを制してもおかしくない。今節は、木村弘が勝ち上がれば番手戦、不在なら中団からの自在戦で勝機を掴む。マークするのは寡黙な仕事人の成田和也。職人の走りは脚落ちせず、菅田がロングスパートなら逆転も可能。ただ、飯野祐太が勝ち上がれば、菅田、飯野、成田の布陣になる。
関東は地元の恩田淳平を盛り上げる走り。昨年はキャリアハイの成績で宇都宮のウィナーズカップでは表彰台に上がっている。前を回る機動型が長島大介や鈴木竜士だが、鋭い決め脚を発揮したい。地元FIの優勝もあり、プレッシャーもないはず。もちろん、新鋭の浮島知稀が勝ち上がり、地元ワンツーが理想だ。
近畿は、残念ながら大物の寺崎浩平と東口善朋が欠場になってしまった。追加で入ったのが南潤で、嫁さんの故郷でもあるし、準地元戦。
2班では暴れん坊の星野洋輝と、実績抜群の新田康仁が点数を持っている。
A級戦は追加で入った小原丈一郎がややリード。これには北日本ラインで明田春喜がガード役。田頭寛之は、前期S級だが、負け癖がついているのは不安材料。競走得点より、割引は必要で、まずは初日特選の動きを見てからになる。地元は田村真広が参戦しているが、点数を落としているので予選スタート。ただ、百戦錬磨のベテランだし、番組に恵まれれば、優出は可能。追加の入れ替えは多くなるが、現時点で、若手の有望株の名前は入っていない。