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【必見レース情報】S級決勝は関東勢が別線勝負! 坂井洋は6年ぶりの地元V狙う/宇都宮競輪最終日12Rは16:20発走

2025/08/27(水) 11:45 0 2

宇都宮競輪12R・S級決勝に出走する坂井洋(左)、末木浩二(撮影:北山宏一)

 27日に最終日を迎える宇都宮競輪「報知新聞社杯(FI)」。12RではS級決勝が行われる。

 準決勝では地元・関東勢が大活躍。決勝には5車が勝ち上がり並びに注目が集まったが、坂井洋杉森輝大芦澤大輔武田亮末木浩二という2つのラインに分かれて勝負する形となった。

 メンバー中、実績最上位は坂井だろう。昨年の大垣記念で優勝、今年のサマーナイトフェスティバルでも優出を果たし、オールスターでもオリオン賞に選出されるなど関東屈指の強豪だ。

 5月の宇都宮記念以来の地元戦となる今開催、初日特選では道場晃規を最終3コーナーで捉えるとそのまま後続を突き放し杉森輝大とワンツーを決めるなど上々の滑り出し。

 さらに強いレースだったのが準決勝だ。裸逃げの木村弘の番手に嵌った小森貴大が絶好の展開となり、反対に坂井は最終1センターで神田紘輔に厳しい牽制を貰ってしまう苦しい展開に。しかし、3コーナーで小森が番手発進したところで上手く神田の位置を奪取すると、ゴール寸前で小森を捉えた。

 地元バンクでなかなか結果を出せていない坂井だが、充実の内容で勝ち上がった今回は絶好のチャンス。19年8月以来6年ぶり&S級初の地元戦優勝へ向けてここは勝ちにこだわりたい。

 対抗するのは坂井とは別線となった武田・末木コンビ。年明けには103点以上の点数を持っていた武田だが不調に苦しみ急降下。しかし準決勝は中団の位置があるにも関わらず最終ホームから果敢に先行すると道場晃規嵯峨昇喜郎といった強力な自力2人を完封し、番手の芦澤辰弘すら差せずに押し切ってしまう好レースで復調をアピールした。

 その武田の番手末木浩二も今年はノリに乗っている。宮記念でGI初優出を果たすと次走の地元・弥彦記念でGIII初優勝。いずれのレースも番手戦が中心だったが、まだまだ自力脚も健在だ。準決勝では纐纈洸翔簗田一輝が絡んでるのを見るや腹を括って先行勝負、最後の直線では後続迫ってくるも力強く踏み直して2着に粘り決勝進出を決めた。決勝戦は武田が先行なら絶好のポジションとなるがチャンスを活かせるか。決勝戦も強力メンバー相手に見せ場を作りたい。

 その関東両者に割って入るのが小森貴大須永優太の即席コンビだ。小森は5月の記念でも優出を果たすなど宇都宮バンクとの相性は良い。近況は元々定評のあった捲りに加えて自在性も身に着けて安定感アップ、点数も年明け103点から現在は107点まで上げてきた。今開催も連日好位確保からショート捲りという得意なスタイルで戦えているが、決勝戦でも持ち味を活かしたいところ。

 混戦模様の一戦、先頭でゴールを駆け抜けるのはいったい誰になるのか。

宇都宮競輪12R・S級決勝は16:20発走!
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