2024/12/29(日) 15:30 0 0
玉野競輪「ウィンチケットミッドナイト競輪(FII)」は30日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
今節の競走得点トップは、YouTuberとしても有名な地元の守谷陽介。今期の優勝は1回だけだが、決め脚シャープなタテ型。ムードメーカーでもあるし、今期最終戦を優勝で締め括りたい。来期もA級だが、今期はS級の点数を取れている。中国で村上竜馬、地元同士の山崎駿哉、中四国で和泉尚吾と連係する。
来期S級に復帰する伊藤正樹も安定感は抜群。大ギヤ有利な時代で、回転力を活かして、軽いギヤで戦っている。元々、ガツガツした選手ではないし、キレで勝負。中部の自力選手が手薄で、好位確保からの伸び勝負だろう。
遠征陣では徹底先行の土田栄二、一発屋だが福島の緑川修平は予選を突破したい。
九州は甲斐俊祐を先導役に名川豊がガード役。今期の甲斐は8月開催の地元別府の優勝が1回のみだが、仕掛けは早い。徹底先行であるし、来期の初S級が楽しみだ。
チャレンジは"BIGMAN"で有名な話題の藤井優希が参戦。ビッグマウスであるが、その競走内容は先を見据えている。単なるエンターテイナーでないところが素晴らしい。デビューしてから優勝は2回しかないが、徹底先行で売っている。
そのライバルとなる同期は藤田祐大、梅澤忠秀、森柾斗。梅澤はサラブレッドであり、森は前回の岸和田で初優勝。藤田は欠場期間が長かったが、前回のいわき平で復帰して決勝7着だった。