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【取手競輪・モーニング】渡邉直弥「これ以上点数は落とせない…」

2024/12/27(金) 15:45 0 0

取手競輪場のモーニング「シン・TIPSTAR杯(FII)」が27日に初日を迎えた。2日目の10Rを走り終えた渡邉直弥に話を聞いた。

「1班で初日特選に乗れるくらいまでまずはいきたい」と話した渡邉直弥

 初日は腹を括って先行する形になった渡邉は初日5着(後続で2車落車するアクシデントがあった)。

 最近は点数がグッと落ちたことで番組的にも厳しい戦いが続いているが、「9月くらいに鎖骨のワイヤーを抜いたんだけど、抜いてから悪くなった。ワイヤーを入れたら調子がよくなったんですけどね…。そこから基礎体力が落ちた感じ。全然踏めている感じがない状態が続いていたけど、やっとよくなってきた感じですかね。よくなってきたから、今日(初日)も先行態勢に入れた。後ろで落車があったけど、ゴール前も踏めている感じはあったので」と調子を落とした要因を話ながらも、上向いてきているようだった。

「今期のはじめくらいは89点くらいあったけど、84点まで落ちてしまった。今回はA級1班の点数が掛かっているんですよ…。なんとか選抜を走れるので、あと2日間。なんとかまとめたいですね。1班で初日特選に乗れるくらいまでまずはいきたい。そうしないとS級には上がれないですからね」と期末らしい言葉も飛び出たが、先を見据えての言葉だ。

 2日目は8Rに出走予定で渡邉-増田利明-佐藤清之の並びに。レーススタイル的に増田に任せてのレースになるかと思っていたが、「増田さんに提案されたけど、先行したタイムはそこまで悪くなかったので自分でやります。増田さんが車間を切りながら大仕事をしてくれば。増田さんとは6月の前橋で同じ並び。その時は永井哉多君には叩かれてしまったけど、増田さんとツースリーだった」と教えてくれた。

 どちらかというと自在っ気のある渡邉だが、いざとなればしっかりと自力も繰り出せる脚を持っている。ケガに泣いた期間は多いが、気持ちは強く持っている。残りの2日間はまた気持ちを入れ直してレースに挑む。(アオケイ・宮本記者)

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