2024/12/26(木) 22:15 0 0
準決勝6Rは野村賢が捲り快勝。前受けから永井哉多を突っ張ろうと踏んだが、永井も負けじと応戦し、野村は3番手に下げた。その後は痛烈に捲ってマークした喜納隆志とワンツー。主導権争いでは永井の気迫に屈したが、脚力差をまざまざと見せつけた。これで4場所前のルーキーシリーズ・プラスの企画レースを除けば、初優勝を飾った10月の熊本から4連覇中。前回の名古屋は初めて完全Vを決め、2節前の防府準決勝からの連勝を7に伸ばした。
決勝は自力を貫く三木健正にあっさりフラれて単騎戦に。「また単騎か〜」と嘆いたが、野村の場合は単騎が不利にならない。
「初優勝の熊本は単騎でした。ちょっと待ってくださいよ、松戸、防府、名古屋…。あれ、もしかしたら優勝は全部単騎だったかもしれません。いや、そうですね! 苦ではないというか、結果は出せてますね!」
割愛したが自問自答が終わるまでに少しの時間を要した。時間をかけた上で4度の優勝全てが単騎戦だったとコメント。確認してみると、2度目の松戸はラインが形成されていた。それでも4度の優勝で3度が単騎戦だったのは紛れもない事実であり、脚力がハイレベルである証拠。ミックスゾーンでは天然ぶりを披露したが、バンクでは強い走りを見せてくれるだろう。(netkeirin特派員)