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【山口健治杯】後輩2人が語る山口健治氏の現役時代

2021/08/29(日) 17:00 0 3

立川競輪「山口健治杯(FI)」が30日に開幕する。冠名にもなっている山口健治氏と現役時代一緒に走った事がある飯島淳(44歳・東京=78期)と山崎充央(46歳・東京=79期)に話を聞いた。

(山口健治氏について)「よく番手に付いてもらいました」と語る山崎充央

 現在解説者として活躍する山口健治氏はニコニコ笑顔がトレードマークだが、現役時代は“ザ・昭和の競輪選手”で、後輩たちはビクビクしていたようだ。
「自分が自力の時に、よく(番手に)付いてもらいました」と話すのは山崎充央

「一緒の時はとにかく緊張しましたね。主導権を取る以外の選択肢はないので。でもよく空回りして怒られた。とにかく怖かったです(笑)。ただ自分が30歳を過ぎて追い込みに変わってから、当時健治さんに言われていたことが理解できるようになった。(山口健治杯なので)今回はしっかり頑張らないとですね」

山口健治氏との連係した思い出を振り返る飯島淳

 飯島淳は「自分はS級の時に1度だけ連係した記憶があります」と当時のレースを懐かしそうに振り返ってくれた。

「あの時は確か群馬の矢内(良和)さんもいて、矢内さん、自分、その後ろを健治さんが回ってくれたんです。もう自力をやめかけていた矢内さんがムリヤリ先行してくれて、自分もなんとかブロックをしにいったんですけど止められなくて。で、『なんで止められないんだ』って怒られました(苦笑)。健治さんはとにかくカリスマ性や存在感がある方で、若手は勝手にビビるというか緊張しちゃうんですよね。それくらいオーラもあった。ただでさえ地元で緊張するのに(山口健治杯だと)思い入れも違うから普通の開催よりも疲れるんですよ(笑)。ただ、走れるのは光栄なこと。精一杯頑張ります。」

 初日は飯島が1R、山崎は5Rに出場予定。山口氏の現役時代を知る後輩2人が、気合の走りでヤマケン杯を盛り上げる。(netkeirin特派員)

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