2024/12/17(火) 09:00 0 0
道中は北川大成が思いのほか抵抗しなかったため、丸1周をペースで駆けることができた。
「打鐘前、すんなりと出られたのがよかった。そのあと(滝本泰行の)追い上げもあって中団がもつれると思ったしいい感じで踏めた」と奥谷広巳を連れて悠々と押し切った。
今節は決勝進出への思いは普段以上に強かった。それは今節、弟子の西岡利起と同配分だったからだ。西岡はチャレンジ準決を突破し、一足早く決勝進出を決めていた。
「あっちが厳しいメンバーのなかで勝ち上がっていたし、走る前から変なプレッシャーがありました。(勝ち上がれずに)アイツより先のレースは走りたくないなとアップ中からずっと思っていました(笑)」と弟子の活躍がいいモチベーションとなったようだ。
その甲斐あって、まずは師匠の威厳を示すことはできた。残すは最終日。8Rチャレンジ決勝を西岡が、9RのA級決勝を佐山が制し師弟アベック優勝といきたいところだ。(netkeirin特派員)