2021/08/27(金) 19:15 0 2
9Rは深谷知広マーク。深谷が赤板からブンブンと飛ばすと3番手の近藤俊明と共に懸命に追いかけた。終わってみれば後続の巻き返しもないまま、というか別線は沈黙。鈴木は脚をためて渾身差しして1着を手にした。
「今日の別線はみんな僕のところで粘りたいような人たちばかり。でも深谷が赤板から踏んだしあれじゃ粘れませんよね。付いていてこれは誰も来ないと思って後輪だけ見ていました。後ろなんて見なかった。もし見てカッコつけたら離れると思ったので。あれを乗り越えられるのはワッキー(脇本雄太)ぐらいじゃないですか。いや…ワッキーでも無理かも」と深谷の強さに舌を巻いた。
「2周駆けてくれたので抜けたようなものです。自分は初日に新車を投入したけど内容がダメだったから自信を無くしたので元のものに戻した。それが良かったのかもしれない。上積み? わからないけど、深谷を抜けたから(状態が)いいことは間違いない」と気分も上々だ。
今節は郡司浩平と和田真久留の地元の看板選手が欠場しているが、南関一丸となって大会を盛り上げている。(netkeirin特派員)