2024/12/05(木) 20:00 0 8
メンバー表を眺めると、中四国スジの今野有樹と吉川嘉斗がいたが「ここは単騎でやろう!」と即決した。3番手を回るよりは悔いのない自力戦と、50歳とは思えぬ判断には迷いがなかった。
「今は良い練習ができているからね。それに私生活も充実しているし」と笑ったのは、日本競輪選手養成所に127回候補生として入所している愛息の存在があるからだ。「卒業記念レースや卒業式の日程も決まったしあっせん調整を入れて行ってきますよ。レースで1着を取ったとか報告があったし、うれしいですよね」と相好を崩した。
そして、もうひとつ愛弟子の太田海也がナショナルチームのシーズンオフの合間、岡山に帰ってきているからだ。「メシを食いました。練習も一緒にと思ったけど、自分じゃ相手にならないから(取鳥)雄吾とやってくれと。だけどその雄吾がものすごく打ちのめされていた。あんな雄吾を初めて見ましたよ」と弟子のスケールにおののいていた。父として師匠として模範を示すためにも、自力で戦い若手機動型に抗い続けている。(netkeirin特派員)