2024/11/29(金) 19:45 0 0
11月29日現在、ガールズ賞金トップ、優勝数トップ、1着数は2位ながら1位の石井寛子に3勝差。今現在12月の出場予定がない石井の勝利数がこのままなら最多勝まで届きそうだ。
「このままいけたら賞金1位でグランプリに乗れるので、賞金女王も夢じゃないですね。今の状態で戦おうと思ったら足りないとこだらけですが、気持ちで補うこともできるので。競輪祭はバックを取れただけで、終わってみたらそれがどうしたという話で、勝てないと意味がないので。ここに来る前にビッグレースを振り返ってみたんですけど、足りないものだらけで。新しいことをしていかないと勝てないなと。脚力では勝負できるところまできていると思うけど、メンタルですね。私の場合は」
ここを含めてグランプリまであと2回の出場予定がある。
「楽しみにしてもらっている人もいるし、走ることで喜んでくれる人もいるし、自分の走りを見てもらって応援してもらってグランプリに行きたい。今更1か月で強くなるということもないので、目標と目的を立て直して勝てるメンタルを鍛えることはできるので。あと文字に出して書いてみないとなと思いました。なんとなく考えているだけだと競輪祭みたいになっちゃうので。ここまで上がってきたのに、ああいう結果で終わってしまうのは自分自身ももったいないし、見ている人にも失礼だなと思いました。いつもは負けるに決まっていると思ってしまっていたけど、今は思っていないです。チャンスはあるからと色んな人にも言われました。グランプリに出られるのは特別なことなので、無駄にしないように」
他の6選手に比べるとエリートではなかった坂口楓華。だからこその話を聞けた気がした。(アオケイ・市川記者)