2024/11/22(金) 22:30 0 23
一次予選2でも連係した犬伏湧也を再度、目標に得た。一次予選2は打鐘4角から飛び出した犬伏を交して1着をゲット。二次予選Aは上がりタイム11秒0のスピード抜群のまくりに乗って2着をキープした。「(一予2)は調教師だったけど、二次予選はドッグランにおいたら好き勝手に走って押し切られた感じ(笑)」と冗談を交えながら犬伏を称えた。
状態面を聞かれると「普通っちゃ普通。変わんないよ」とサラリとしたものだが、一次予選2は一回降りかけたところから犬伏が踏んだために猛然と追いかけ、二次予選は外々を回される苦しい展開にもしっかりと続いており、仕上がりは相当なものとみる。再度、聞くと「余裕はあるよ、余裕は」と本音を明かし笑みをこぼしたが「あるけど結局、勝負は準決だから」とすぐさま勝負師の顔に戻った。
準決10Rは九州同士の山田庸平と別々で走ることにした。「勝負圏があるなら単騎と思った。庸平も『迷惑をかけるから別でいいですか』って言ってきたし」と割り切った。元同県の後輩と袂を分かつのは相当な決断だ。それだけ並々ならぬ思いでファイナル進出に挑む。(netkeirin特派員)