2024/11/20(水) 21:00 0 0
この日の番手は初連係となる平原康多。「(平原が)内枠だったし初手の並びはお任せしていました。前の方にいられれば」と、平原がオーダー通りに3番手を確保すると流れに沿って打鐘先行に出た。直線ではわずかに粘りを欠き、河端朋之の強襲に屈し3着となったが8ポイントを獲得し翌日の一次予選2へとつなげた。
「積極的に行けたのはよかった。だけどワンツーが決まらなかったし要所、要所に課題がある」と表情は険しいものの「ドームバンクは夏場の感覚があった。それがよくわかったしその辺を頭に入れて走りたい」と修正と上積みを示唆した。
「今年最後のGIということでより気持ちを持って走りたい。高松宮杯のあとはGI戦で不甲斐ない結果が続いているので、いいレースで締めくくれるよう残りも頑張ります」
6月の高松宮記念杯競輪を制しGI初戴冠を飾ったが、その後の平塚オールスター、弥彦寬仁親王牌はいずれも準決で敗退している。12月のKEIRINグランプリ2024へ流れをつなぐためにも、今年最後のGIへかける思いは並々ならぬものがある。(netkeirin特派員)