2024/11/10(日) 23:00 0 6
昔からだが、小嶋社長の周りには人が集まる。日大OBのドンであり、GI覇者であり、あるいはアイドルおたくだったりと、いつも笑いが絶えない。
ここで、連係する坂上忠克に小嶋敬二との思い出を聞くと「ワンツーは何度もあるけど、大きなところではどうかな。確か、九州の記念の決勝で小嶋さんには先行してもらっている。ただ、石川同士だけど、3番手だった。番手? 富生さんです(大笑い)。中部はあの時代、同県でも簡単には番手を回れなかったからね。格とか、実績とかが重視され、そう言うパワーバランスでした」。
もしかしたら、記者も、その現場に居合わせたかもしれないが、いなくても、だいたい、やり取りは想像がつく。最後に笑いながら「あの時、番手なら僕の優勝でした! 今は時代に合わせなくてはいけないし、パワハラになりますよ」。
坂上兄弟はあの時代、中部黄金期を支えるバイブレーヤーとして良い選手だった。(町田洋一)