同期対決は点数を持ち一日の長であった井坂が落ち着き払った2角まくりで制した。

　井坂は「最初は突っ張ろうとも思った。こいつ、絶対にオレをつぶしに来ると思ったから。でも付き合っちゃアカンと思い、緒方のスイッチが入れずに巻き返す作戦に切り替えました。こいつの脚質も分かっていましたから」と作戦勝ちを強調した。

　緒方は「フカしておいて、ちぎれたところに飛び付ければいいと思って踏んだが…」と想定外の展開に苦笑いするしかなかった。

　緒方は今期1・2班に上がり、同期対決は2回目だったといい「前回は田村(裕也)さんと小松島で。チャレンジ時代にボコボコにやられたけど、田村さんの地元でやっつけることができた。だから今度は(井坂の地元の)岸和田でやっつけます」と井坂に対抗心をメラメラと燃やし、井坂も「おお、負けへん！」と応戦。同期同士のやりとりは潔かった。(netkeirin特派員)

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