2024/11/03(日) 08:15 0 1
予選は2番車ながら人気に推された。スタートを取って赤板では2車の勝俣亮を出し、そこを3車の丹波孝佑が叩きに行った。この動きにしっかり反応して併せて踏み上げ、杉浦康一を捌いて3番手を確保。最終2角からのまくりを決めて宇賀神浩幸とワンツーを決めた。
「杉浦さんが遅れていたので、3人出しても仕方ないと思って捌きました。周りはしっかり見えていたし、その動きというのは咄嗟の判断です」と振り返る。
成績を見ると、3場所前の西武園から予選を4連勝と動きが見違えた印象なのだが、そのことを聞いてみると「右鎖骨のワイヤーを函館が終わってから取ったんですよ。そうしたら肩の可動域っていうんですかね、それが拡がった感じがあってフォームもスムーズになったし、自転車に乗っていてフィットする感覚があるんです。あとワイヤーが入っている時は、痛くてできなかったスクワットができるようになったくらいかな」と笑顔で話す。
準決勝のことに話を向けると「雨の影響があったのかもしれないけど、ちょっと踏み出しが悪かった。その辺りをしっかり修正して臨みたいな」と締め括った。(アオケイ・忍足記者)