2024/10/31(木) 21:45 0 0
10月14日に幕を閉じた地元の別府GIIIでS級初優勝をGIIIで達成した大西貴晃。当初の予定通り、中16日とたっぷり間隔が空いてGIII優勝後最初のレースに臨む。
「いろいろな人からお祝いの連絡をもらって、実感が沸いてきましたね。終わってからちょっと風邪をひいたので、それを治してから練習しました」
地元GIIIでかつてない重圧とも戦い、心身ともに疲弊したのは致し方ないだろう。
「別府は4日間人の後ろだったので状態がどうだったのか、しっかりとはつかめなかったけど、1着も取れて優勝まで行けたので悪くなかったと思う。直前の練習も冬場なのでスピードは出なかったけど、後ろに抜かれることもなかった。大丈夫じゃないかな」
別府GIIIは4日間、番手回りで3勝を挙げてV奪取。GIII覇者として注目を集める今回は初日から自ら戦う番組になった。
「小さいレースだけはしないようにしたい。人の後ろを回っていろいろなことを学べるし、それを自分の走りに生かしていきたい」
別府で優勝した際は「今度は自分で動いて…」というコメントもあった。地元GIIIを制した直後の大事な1走目。先輩の小岩大介らを連れてどんな走りを見せてくれるのか注目したい。(netkeirin特派員)