10月26日、京王閣競輪場で行われた万博協賛ゴールドカップレース(GIII・初日)の初日特別選抜は、見事な進路どりで抜け出した古性優作(33歳・大阪=100期)が1着、追い込んだ南修二(43歳・大阪=88期)が2着、追い込んだ平原康多(42歳・埼玉=87期)が3着に入った。3連単は⑨-⑤-⑧で14,890円という配当だった。
レースは前受けの
新山響平(30歳・
青森=107期)を
眞杉匠(25歳・栃木=113期)が揺さぶるが、新山が突っ張り切って逃げる展開。しかし、打鐘から仕掛けた
犬伏湧也(29歳・徳島=119期)がこれを残り1周で叩き、番手の
松浦悠士(33歳・
広島=98期)と共に出切る。最終バックで中団をとっていた古性が一気に外から捲ると見せかけて松浦が外に振ったところを、急に進路を切り替えて内からすくって松浦を捌き、さらに一気に犬伏も捲ってしまう。そのまま古性がセーフティリードをとってゴールイン。見事なハンドル捌きで初日特選を制した。