2024/10/18(金) 20:00 0 4
弥彦GI「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」は18日、シリーズ2日目を開催しました。熱戦の舞台・弥彦競輪からケイリン女子部・二宮歩美部長によるレポートをお届けします。今回は群馬支部の選手たちが登場です!
天気がよくて暖かいのは今日までというとこで朝一、弥彦神社に行って参りました。本当に神聖なる場所で見えないパワーをひしひしと感じ、ただでさえクリアな心身ではありましたが、更に洗い流され、身が清められた気がしました。
そして今回は前橋キャスターとして、戦えそうな群馬の佐々木悠葵選手をピックアップしながら『群馬特集』をしちゃいます。
全プロのスプリント3位で特別選抜予選スタート! 初日は激戦メンバーの中、最後の直線で強襲して2着!ローズカップ(準決勝フリーパス)の権利をゲットし、出だし好調! 今日は眞杉選手の番手を回る形になり、捲っていくところを一生懸命に追いかけていたが、最後は脇本選手が一気に1着を奪い去っていった。と言っても本番は明日の準決勝!
最近は見違えるかのように先行の回数が増えた。オールスター初日に1着になった時の共同インタビューで「(別府記念の時)成田さんにホームから全力で行ってみたら?とアドバイスを受けた」と話していました。そこから連勝したり、1着を量産していたので、改めて直接もっと掘り下げて聞いてみました。
「薄々自分でも気づいていたのですが、ホームには全力で出切ってないと番手の選手が仕事をしづらくて、ライン戦に持っていくことができないんですよね。そして点数はあっても力がないとビッグレースで勝てないと感じた。力とは長い距離を踏むこと。具体的には限界を感じるトレーニングを×3セットすることで乳酸を溜めるようにしている。例えるならお酒と一緒で、飲めば飲むほど耐性がついて強くなるのと一緒かな?
自力を基本とするならある程度、ウェイトはあった方がいいと思ってダイエットも辞めた。練習方法などは自分で考えて組んでいるが北井佑季さんに色々聞いたりして参考にもさせて貰っている。休まずに練習している北井さんは化け物ですよ(笑)。前橋競輪が改修工事中で使えないので群馬勢(小林泰正選手や蕗澤選手など)と長野に合宿に行ってきました」
デビュー当時、中継にゲスト出演してくれた佐々木選手。元々バスケットをやっていて、就職先も決まっていたが、「やっぱり体を動かすスポーツで食べていきたい」と考え、未経験になる競輪の世界に飛び込んだ。右も左もわからないところからスタートした印象が強く残っているが、今となってはビッグで勝てない理由を自分で探して、いろんな選手に話を聞いて、課題に取り組んでいる。
そんな成長過程を間近で見られているのが、なんか勝手に嬉しかったり。小林泰正選手と二大頭で、今ビッグに一番近い選手で群馬支部としての期待も背負う。
その小林泰正選手はオールスター直前の練習中で交通事故に。でも今回、怪我をして戻している最中とは思えない満面の笑みの『奇跡の一枚』が撮れた。
「オールスターだけを欠場する形になった。グランプリの権利を考えると痛いが、まだ競輪祭もあるし、そこに向けていくしかない。8割方は戻ってきた。だいぶ点数を(112点から106点まで)落としてしまったけど、走りながら戻していくしかない。ちなみに潤二さんの方が重症で肋骨5本と鎖骨、肺気胸の怪我なんです」
全プロでは2年連続、二人揃ってエリミネイションでワンツーの実績を誇り、私の中では親王牌と言えばのコンビ!
今回は怪我の影響があるので多くは期待できないとしても、やっぱり走ってくれているに越したことはない。個人的には、この後11月27日に前橋競輪場で開催される関東地区プロでまずは全プロの権利を獲得し、とにかく来年のホームバンクで開催する親王牌に二人揃って出場することを願うだけ。
最後に開催指導員の櫻井紀幸選手にも現地で遭遇! 関東場のビッグレースになると役員の仕事として毎回いるそう。
前橋開催中は常に開催指導員室に常駐していて、レースのVTRを選手と見ながら、審議になった理由などを説明する役割をするそうなのだが、選手に説明するからにはちゃんと自分たちがまずルールなどをわかっていないといけないから結構、細かいところまで調べたり、勉強したりしているとのこと。
前橋競輪は絶賛バンク改修工事中だが、10月30日のミッドナイトから再開! ここから1年かけて来年の親王牌につないでいくと思うと、今から底上げされていきそうな群馬勢にも注目していきたい。