10月14日、川崎競輪場で行われた大阪・関西万博協賛(GIII・4日目)の決勝は、追い込んだ福田知也(42歳・神奈川=88期)が1着、捲り追い込んだ和田真久留(33歳・神奈川=99期)が2着、追い込んだ諸橋愛(47歳・新潟=79期)が3着に入った。3連単は⑥-⑨-⑦で14,460円という配当だった。

　レースは北津留翼(39歳・福岡=90期)がいったん突っ張る格好を見せたが、打鐘で佐々木眞也(30歳・神奈川=117期)が一気に前を叩く。しかし、そこから更に藤井侑吾(29歳・愛知=115期)が一気に踏み込んで、残り1周で南関勢を叩いてしまう。中部勢が2車で出切って、その3番手に諸橋が上昇、その後ろから自力に切り替えた和田が付ける。最終バックでも藤井が快調に飛ばすが、北津留の捲りに合わせて和田が冷静にスパート。直線に入って粘る中部勢を諸橋が交わし、さらに外から和田と間を捌いた福田が一気に追い込む。ゴール前で福田がグイっと伸びて差し切り、見事地元のGIIIを制した。