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【寛仁親王牌】今節のレース展望!

2024/10/14(月) 17:00 0 3

弥彦競輪「第33回寛仁親王牌(GI)」は17日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

 まずは、グランプリに向けて、賞金争いをおさらいしたい。GIを獲っている古性優作郡司浩平平原康多北井佑季は無条件で確定。9200万円の清水裕友、8900万円の眞杉匠も、当選確実と言える。賞金順位7位の脇本雄太が7600万円、8位の岩本俊介が7200万円、9位の新山響平が7000万円、10位の深谷知広が6800万円、11位の窓場千加頼が6600万円と続いている。その下の選手達は親王牌、小倉競輪祭と連続して表彰台に乗れば可能性はあるが、基本的に獲るしかないだろう。そして賞金もかなりアップしており優勝は4000万円と、ちょっと前のグレードの高いGI(ダービーとオールスター)と同じレベルになっている。

古性優作

 どの媒体も、どの記者も優勝候補の筆頭は古性優作だ。昨年のディフェンディングチャンピオンであり、舞台も同じ弥彦競輪場。メインの理事長杯からでなく、2つある特選からのスタートになるが不利な材料はないだろう。

深谷知広

 ここに来て、調子を上げているのは深谷知広。いつもの事だが、援軍(北井佑季郡司浩平松井宏佑)がいるのは大きい。

清水裕友

 盟友の清水裕友は骨折明けだが、松浦悠士もエンジンが掛かってきた。

眞杉匠

 眞杉匠は長い距離をもがけるが、ヨコのきつさを売りにしている。

新山響平

 逆に新山響平は徹底先行を貫き、コツコツ、賞金を積み上げてきた。

 脇本雄太は悪いながらも、この位置におり、車券を買う時にも消しづらい選手。

 理事長杯と特選は、想定メンバーが発表されているので、並びを考察したい。理事長杯の5着迄と特選の2着迄の選手がローズカップに進めて、準決が無条件になる。これは、かなり大きいし、過去のレースからも5着を意識したレースも多かった。

松浦悠士

 理事長杯は中国は清水裕友松浦悠士河端朋之の3人。この折り合いも難しいが清水、松浦、河端なのか…。いや、別の並びも多いに考えられる。深谷知広には佐藤慎太郎で問題ない。関東は菊池岳仁眞杉匠の両者で、戦法と年齢からも菊池に眞杉が自然か。

河端朋之

 ウィナーズカップの決勝で連係している脇本雄太山口拳矢だが、あれはレアなケース。熊本記念の特選も別だったし、ヤマケンも5着権利を意識するはずだ。権利を考えれば、単騎でやった方が良い。

山口拳矢

 10レースの特選は松井宏佑郡司浩平の神奈川勢に3番手が骨折明けの岩本俊介。徳島は島川将貴久米康平。中部の村田祐樹と近畿の寺崎浩平は、それぞれ単騎が普通。

郡司浩平

 新山響平平原康多が付けるとみるが、これは当日のお楽しみだ。人気は郡司浩平だろう。

平原康多

 11レースは古性優作には同郷の南修二北井佑季には連係実績のある守澤太志。関東は佐々木悠葵雨谷一樹。九州は山田庸平の自在戦に荒井崇博。今の山田は他地区の選手には付けていないし、太田竜馬は単騎になる。1番人気は古性優作南修二で古性から筋違いも満遍なく売れるだろう。もし古性が不発なら北井と守澤。もっと穴なら準地元の佐々木の一発。

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