S班の山口拳矢は二予で鋭いまくり追い込みを放ったが、スピードが一番乗っていたタイミングで激しい接触があり準決進出を逃した。

「左足の小指を痛めてしまいかなり腫れていた」ようだが、強い責任感で3日目の選抜戦に出場。しかし今度は前を任せた疋田力也が8番手に置かれるあまりにも苦しい展開となり、人気に応えることができなかった。

「(一走してみて)足の方は大丈夫そうです。ただ(2日目の接触で)シューズが割れてしまったので予備をつかっていて、その影響がちょっとあるかもしれません」

　最終日も選抜戦に出場予定。「しっかり自力を出します」と力強く語った。今度こそ格の違いを見せつける豪快な一撃を放ち、悪い流れを自ら断ち切る。(netkeirin特派員)