2024/09/29(日) 11:45 0 0
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「9月第4戦」が28日から開幕。初日のデイ、ナイトで断然1番人気に応えて準決勝進出を決めた松崎広太に話を聞いた。
松崎は今回が3度目のPIST6参戦。いずれも決勝に進出しており、今シリーズも優勝候補の一人だ。抜けた存在がいない今シリーズはタイムトライアルから拮抗ムード。
その中でも、ただひとり10秒2台(10秒206)の一番時計を叩き出して上々のスタートをきった。
注目の初戦、デイは4コーススタートで後方から同期の斉藤樂にフタをされる展開。併走を嫌ってポジションを下げると、5番手から残り2周のホームを目掛けて一気の仕掛け。3番手から斉藤が併せて出るも、抜群のスピードで前団を飲み込んで5車身差をつけての逃げ切り勝ち。
続くナイトでも、3コーススタートの松崎は車間を斬って後方を牽制。橋谷成海、白岩大助が上昇すると、すかさず反応を見せてグングン加速。あっという間に叩き切って、その後も加速は止まらず9車身差でブッ千切って力の違いを見せつけた。
連勝の松崎は「コースがデイと似たような感じだったし、デイのようにフタはされたくなかったので車間を斬った。誰も来なかったら自分で行くつもりでした。調子は良いと思う。勝ち上がりでは自力を出せれば行ける感じだったけど、準決勝、決勝とハイレベルになる。しっかり前々に戦えれば気持ち的にゆとりも出てくると思うので、先手、先手を意識したい」と話した。
また練習仲間でもある吉田有希との同県対決が準決勝で実現し「戦う機会はないし、楽しみ。決勝で高校(取手一高)の同級生・小畑も一緒にガチンコ勝負がしたい」とニヤリ。小畑勝広を含め、それぞれの勝負の行方を見守りたい。(アオケイ・八角記者)