青森競輪G3（準決勝）レポート
2024/09/28(土) 20:30 0 0
2024年9月28日 青森競輪
大阪・関西万博協賛
開設74周年「みちのく記念競輪 善知鳥杯争奪戦」G3（3日目）
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【青森競輪G3（3日目）10R＝S級準決勝】
まず大川龍二が上昇すると、前受けの高橋晋也が赤板で突っ張っていく。5番手の森田優弥は打鐘後にスパートすると、最終HSで高橋を叩き切って主導権を握るも、マークの吉田拓矢は高橋のけん制もあり、連携が崩れ、森田の2番手には高橋が入る。最終2コーナーから大川が捲るも前団は捕えられず。先頭の森田が、そのまま押し切り1着。吉田も最終4コーナーで切り込むが、高橋マークの永澤剛が2着、3着に高橋が入線した。
※チャリレンジャー（スポンサード選手）
今回成績：特2・二1・準1
G3優勝：1回（23年9月立川）
（北日本ラインの前受けは）想定していました。（打鐘過ぎは）新山（将史）さんに接触しそうになり（カマシに）行きにくくなりなりましたし、高橋晋也さんもすごく強くて、（ライン）3人で出切れず申し訳なかったです。3走しては、初日に自転車のセッティングを調整して、楽に乗れていると思います。
決勝は、自力。
今回成績：一1・二1・準2
G3優勝：0回
G3決勝：10回目（24年4月高知以来）
（高橋）晋也が、頑張ると言ってくれていた。でも初手で、前を取れなくて。（最終HSから最終BSにかけて）ヨシタク（吉田拓矢）を飛ばせればと。ラインに悪かった。キツかったです。（決勝進出は）ラインのおかげです。
決勝は、北日本の4番手。
今回成績：一1・二4・準3
G3優勝：0回
G3決勝：6回目（22年12月松戸以来）
今日のメンバーで、後ろから組み立ててカマシではキツいと思ったので、前受けから力を使って勝負と。（打鐘過ぎは）森田（優弥）を警戒し過ぎてペースを落としている時に、いかれた感じでした。（最終HSは）引いても勝負にならないので、ヨシタク（吉田拓矢）のところで粘りました。最終BSで仕掛けられればと思いましたが、脚が足りなかったです。脚は、戻ってきていると思いますが、強い人たちとやると脚力が足りないと感じます。
決勝は、自力。北日本の先頭。今あるもので、しっかり戦いたいです。
※10Rレース結果
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【青森競輪G3（3日目）11R＝S級準決勝】
赤板で前を抑えた佐々木眞也を志田龍星がかわすと、中団外まで上がった眞杉匠が打鐘過ぎに仕掛けて志田を叩いていく。打鐘後8番手から石原颯もスパートして前団に迫るが、眞杉もペースを上げて先行態勢入り主導権を握り、石原は後退。眞杉には宿口がしっかりとマークし、3番手は志田から南修二が最終1コーナー前に切り替え、さらに4番手で佐々木が続く。先頭の眞杉は力強く押し切り1着。2着に宿口で関東ワンツー。直線で伸びた佐々木が3着に入線した。
今回成績：特1・二1・準1
G3優勝：4回（24年4月西武園）
（志田龍星が最終HSで）けっこう踏んでいたので一回休み、（打鐘で）緩んだところで仕掛けました。いいペースで行けたと思います。流れの中で、仕掛けどころを逃さずに行けたと思っています。最近、記念の準決勝で負けていました。共同通信社杯でいい流れに変えられたし、前半戦よりも体と自転車がマッチしてきたと思います。
決勝は、自力。関東4車で並ぶよりも、レースに流れができると思ったので、森田（優弥）とは別線になりました。
今回成績：一1・二2・準2
G3優勝：3回（23年10月小田原）
（最終HS過ぎは）南（修二）さんが後ろに入ったので、内を空けたら突っ込まれるし、先に踏んだら割られるので、ギリギリまで我慢してでした。最後、（眞杉匠を）抜ければ良かったのですが、ラインの仕事はできたのかなと思います。昨日、すごく悪かったのですが、今日はその悪かった部分を修正できたと思いますし、10Rで森田（優弥）君が（決勝を）決めたので、なんとか勝ち上がりたい気持ちもありました。
決勝は、森田（優弥）君の後ろ。
今回成績：一1・二3・準3
G3優勝：0回
G3決勝：5回目（24年6月奈良以来）
（打鐘で）後方に眞杉（匠）が見えたので、内をシャクられないようにと思っていました。最後は、（眞杉ラインの3番手に切り替えた）南（修二）さんが外に行ったので、内のコースで勝負しました。吸い込まれるように（自転車が）伸びたので、なんとか確定板に届いて良かったです。自分はまだまだ。1走、1走を頑張った結果、（より多く）決勝に乗れたらと思っています。また、状態は初日同様に悪くないと思います。
決勝は、単騎で頑張ります。
※11Rレース結果
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【青森競輪G3（3日目）12R＝S級準決勝】
赤板過ぎに新山響平が長島大介を抑えて先頭に立つと、阿部将大が打鐘過ぎに仕掛けていく。新山はペースを上げて先行態勢に入り、新山マークの守澤太志が阿部をけん制。東北ラインの主導権取りで、4番手には長島が続く。新山の先行で、東北勢が優勢のまま最後の直線に向くと、新山マークの守澤がゴール前で差し切り1着。2着に新山が逃げ粘り、東北ワンツー。最終2センターで捲り追い込んだ長島が3着に入線した。
今回成績：特3・二2・準1
G3優勝：4回（23年12月別府）
（打鐘は）新山（響平）君がしっかり踏んでいるから（阿部将大を）ブロックできました。新山君が強かったですね。（最終BSは）内藤（宣彦）さんも連れ込みたかったので、車間を切ってバックを踏まないように（ペースを落とさないように）行きましたし、あとは、長島（大介）君の捲り追い込みだけ気にして走っていました。前が強すぎて感触は悪いのですが、今日は抜けたので良いことにします。
決勝は、北日本の3番手。永澤（剛）君と話して、4番手を固めてくれるということだったので、（高橋）晋也、新山（響平）、守澤、永澤（剛）で結束して頑張ります。
今回成績：特5・二2・準2
G3優勝：4回（20年3月玉野）
（赤板で）脚を使った状態で打鐘。阿部（将大）君がすぐに巻き返してきたので迷ったのですが、守澤（太志）さんが仕事をしてくれて影が見えなくなったので、腹を括って駆けました。途中から燃料切れの状態だったので、ラインに残してもらいました。脚力不足ですね。昨日よりは、体を上手く使えていると思います。
決勝は、（高橋）晋也君の後ろ。番手。晋也君が、前でやりたいと言ってくれたので、しっかり追走して勝機を逃さないように頑張ります。
今回成績：一2・二4・準3
G3優勝：2回（21年8月高知）
（新山響平と阿部将大が）もがき合ってくれたらいいなと思い、前受けからの組み立てました。（最終2コーナーは）新山（響平）のスピードが落ちていましたが、行ける感じがしなかったくらい強かったです。（最終3コーナーは）これしかないと思い、思いきり踏みました。突き抜けることはできませんでしたが、今日は自分の考えた通りにレースができましたし、状態は、いいと思います。
決勝は、眞杉（匠）君の後ろ。番手。
※12Rレース結果
※G3優勝の（ ）は前回G3優勝開催
※G3決勝の（ ）は前回のG3優出開催
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【青森競輪G3（最終日）12R＝S級決勝】
1／新山響平（SS・青森107期）
2／森田優弥（S1・埼玉113期）
3／眞杉匠（SS・栃木113期）
4／佐々木眞也（S1・神奈川117期）
5／守澤太志（S1・秋田96期）
6／高橋晋也（S1・福島115期）
7／宿口陽一（S1・埼玉91期）
8／長島大介（S1・栃木96期）
9／永澤剛（S1・青森91期）
注目の並び想定は、
6高橋-1新山-5守澤-9永澤
2森田-7宿口
3眞杉-8長島
4佐々木（単騎）
高橋晋也の番手に新山響平が回り、3番手に守澤太志、4番手に永澤剛で結束した北日本の4車ライン。
森田優弥には同県の宿口陽一が付く埼玉の2人。
眞杉匠には、こちらも同県の長島大介が付く栃木の2車。
佐々木眞也は単騎の競走となった。
自ら北日本ラインの先頭を志願した高橋が主導権を握ると、新山の優勝または、地元勢の上位独占も見えてきそうだ。
しかし、共同通信社杯の優勝で流れを掴み、今開催もただひとり3連勝の眞杉が、巧みにレースを支配すると、混戦を制して完全優勝の可能性も。
また、別線となった二次予選から連勝の森田も、持ち味の自力を際立たせる展開に持ち込めば、好走の気配十分。
激戦必至の見応えのる一戦に注目です。
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【青森競輪の開催レポート・プレイバック】
2023年9月共同通信社杯G2
優勝：深谷知広
2022年9月青森競輪G3
優勝：吉田拓矢
2022年5月施設整備等協賛競輪G3
優勝：河端朋之
2021年9月青森競輪G3
優勝：佐々木雄一
2020年9月青森競輪G3
優勝：新田祐大
2020年6月国際自転車トラック競技支援競輪G3
優勝：隅田洋介
2019年9月青森競輪G3
優勝：新山響平
2018年9月青森競輪G3
優勝：山賀雅仁
2018年5月全プロ記念競輪F2
優勝：平原康多
2017年9月青森競輪G3
優勝：深谷知広
(P-Navi編集部)