2024/09/02(月) 15:15 0 2
今開催は積極的な走りを見せている新人の川越宏臣。決め手からも分かるように、展開に応じて動くタイプで長い距離をガンガン踏む印象はない。
「自分の中では特に戦法に拘りはないんです。ただ、決め手的に捲りっぽくなっているので、なるべく先行の決め手を付けていきたいと思っています」と話す。
前走の西武園ミッドの最終日は丸々2周を駆けて押し切るなど積極性溢れる走りを見せている。
「捲りとか追い込みだけでなく『競走の選択肢』として、先行も考えられるようになれば良いと思う」とキッパリ。
勝負どころの準決も正攻法から別線を出させない走りを見せた。
「久々に長い距離を踏みました。ちょっとした練習みたいでした。自分が好きな戦法ばかりではダメだと思うんです。あまり車が出なかったけど、得意でないことも積極的にやっていきたい」
決勝は同期の橋谷成海と一緒となった。橋谷は『自力』を主張していて、川越がマークするか別線勝負を選択するかだった。
川越は「高橋(舜)君は強い。やっつけるには俺たちが連係した方がいいと思う。一緒に頑張ろう」と橋谷に伝えて橋谷が同意。同期高橋に対して包囲網を敷いた。埼京勢の動向に注目してみていきたい。(アオケイ・真島記者)