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【前橋競輪】今節のレース展望!

2024/08/15(木) 16:45 0 3

前橋競輪「日刊スポーツ杯・鈴木保巳メモリアル(FI)」は16日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

今節注目の橋本瑠偉

 オールスターの裏開催なので、超大物は不在。それでも、S級上位選手が名前を連ね、迫力のあるレースが期待される。どこからでも狙えるが、いつもニコニコキャラの松岡辰泰に期待する。松岡四兄弟の四男と言われているが、実際、あの三兄弟(貴久・孔明・孝高)と縁戚関係はない。ビッグレースの穴屋であるが、7月開催の玉野FIで優勝。物怖じしない性格も競輪選手向きだ。基本は自力勝負になるが九州で立部楓真と同乗のケースは番手を回る。決勝は、シビアに番手捲り、勝ち上がりの段階では車間を切りアシストするだろう。

 北日本の1班は大川剛だけだが、2班にも脚のある選手が揃っている。中でも佐藤一伸はプチブレーク中で、実質的に1班の選手。オールラウンダーで何でもやれるのは魅力。大川剛を使い、4角番手差しの優勝も可能。坂本周作坂本周輝竹山陵太の決勝進出も望める。

 関東は橋本瑠偉の機動力に栃茨ラインで芦澤辰弘橋本瑠偉の得意パターンは捲りで、芦澤辰弘も良い時の切れが戻っている。大御所の神山雄一郎の名前もあり、決勝メンバーに加わって欲しい。点数的に失格があるので来年1月からはA級落ちになってしまいそう。今期も地元宇都宮で失格し、大ピンチの状況だが、奇跡を起こすのがレジェンドたる所以。河合佑弥も得意バンクで、過去2度、S級で優勝している。

 中四国は片岡迪之三宅達也の岡山コンビで3番手が福島武士。混戦が条件だが一発可能だ。片岡迪之は地元玉野FIで優勝、福島武士松山GIIIで準優勝と乗れている。

 2班で面白そうなのは新村穣菅原大也の神奈川勢。若手だと全国的にまだ無名だが、塩崎隼秀にも期待したい。

 人気は当然、地元のホープの浮島知稀。ライバルの同期、篠田幸希がS級で活躍しており、負けたくない気持ちは誰よりも強い。6月開催の高松、7月開催の京王閣で優勝。絶対的に力でねじ伏せる脚はまだないが、自分の庭では負ける訳にはいかない。番手は前期S級の武藤篤弘。競走得点を100点持って降級しており、決め脚はシャープだ。浮島知稀の仕掛け次第では逆転の優勝もある。

 南関は佐々木和紀の自在戦に小野裕次がマーク策。佐々木和紀はサラブレッドであり、競走センスは抜群。楽に中団確保なら、狙っての捲りが決まる。小野裕次はタテ型の選手で、脚を温存なら突き抜けもありそう。

 北日本は坂本拓也宇佐見優介が競走得点は高いが積極的ではない。予選スタートの斉藤樂の勝ち上がりを望みたい。その斉藤樂だが、5月開催の当地は1着、2着、決勝5着だった。

 今節は東西交流戦で、西日本の選手も参戦。ベテランの自力型の森山智徳が一発ありそうな雰囲気。

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