ここまで3連勝なのは尾方真生と鈴木美教。

　尾方は「脚は3日目が一番軽かった。決勝でもっと軽くなるといいな(笑)」と尻上がりに調子を上げている。当大会は前々回が大久保花梨、前回が内村舞織と姉弟子たちが連覇中。「まずは力を出し切りたい」と全開スパートで、姉弟子たちに続き“3連覇”を目指す。

　鈴木も動きは上々。「落ち着いて走れているし踏んだ感じも悪くない。４日制は6月の松山で最終日に失敗している。なんとか4連勝したいですね」と意気込み、そして「尾方さんには佐世保の決勝、函館の初日と連続で負けている。リベンジしたいですね！」とつけ加えた。

　準決で鈴木に先着を許した奥井迪も巻き返しに躍起だ。
「準決はまさか後ろに美教ちゃんがいるとは思わなかった。確認しておくべきでしたね…。そうしたら仕掛けるタイミングも違ったんですけど(苦笑)」。奥井は藤田剣次から助言をもらうことがよくあり、藤田の弟子でもある尾方に対して「燃えますね〜。倒したい(笑)」と“口撃”。

　バチバチのバトルが今から楽しみだ。(netkeirin特派員)