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【小松島競輪】99期ガラスのハートのネガティブコンビ

2021/08/04(水) 19:00 0 0

3日に開幕した小松島競輪で行われている「CTC杯&金長たぬき杯争奪戦」。3日目1レース5番車で走る船倉卓郎と3レース3番車では走る上吹越俊一のネガティブコンビに話しを聞いた。

ネガティブコンビの上吹越俊一(左)と船倉卓郎

ーー上吹越(俊一)は準決で前を取らされましたね。
上吹越「そうなんですよ。あのメンバーで絶対に前受けしたくなかった。もうその時点で脚も一杯だったし、終わってましたね」。

ーー初日も捲って快勝したけど、走る前はネガティブ発言連発してましたよね。
船倉卓郎「記者さん。俺らネガティブ99期ですよ。99期はメンタルがクソ弱い。ガラスのハートの持ち主なんです。走る前から負ける気しかしないし、後に引きずる(笑)」。

ーー写真一枚撮らせて。
上吹越「俺らの写真なんか新聞に使えないでしょ」。
船倉「写り映えしない、ただのおっさんですよ。しかも2人とも負けてるし」。

ーーnetkeirin用で。
上吹越「netkeirinは勝った人じゃなくてもOKなんですか? 」
船倉「コレって誰がピックアップしてるんですか? 」
梅田記者「僕です」
船倉「変わってますね。僕らをピックアップするなんて(笑)」

ーー上吹越は捲りのスピード鋭いし、もっと自信持っていいんじゃないの?
上吹越「たまたま決まってるだけ。初日も6車になったから。まぐれです」
船倉選「俊さんは在校1位で脚あるじゃないですか」
上吹越「それもたまたまだって」

ーー船倉選手も2日目は競られたけどよく粘っていたし。
船倉「前が気遣ってくれて踏んでないだけですよ。ちょっと踏み込んだら僕の脚では置いていかれた。今、子供の夜泣きがすごくて睡眠不足。疲れが溜まって…」

 話していてもネガティブ発言しか出てこないプロのスポーツ選手には珍しいタイプ。しかし、いざレースになると自分のやるべき事はしっかりこなす。最終日は2人とも自力で戦うことになった。言葉はネガティブでもレースではアグレッシブに動いてくれるだろう。(アオケイ・梅田浩行記者)

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