2021/07/31(土) 19:30 0 8
初日から出てくるコメントには歯切れがあり絶好調ムードを醸し出していた。その言葉通りに準決勝10Rは石原颯を後方に置き渾身のカマシ先行。結果的に石原のまくりを浴びたが3着に踏み留まりファイナル進出を決めた。
「準決のような展開なら先行してもいいなと。実際に踏めると思ったし残れたのでいいでしょう。高知は走りやすいですね」と自信に満ちた受け答え。
ただし、不安もあるにはある。「やっぱりトップスピードが踏める距離とかは若手にはかなわないし自分には限界がある。それを(石原と対戦して)感じた」と言う。
だからこそ、眞杉匠が決勝に勝ち上がってきたことは、この上なく大きなアドバンテージとなる。
「普段から一緒に練習をしているし頼もしい。今回はどこかで連係できると思っていたけど決勝でしたね。これまで3、4回一緒に走ってワンツーもけっこうある」と好相性を強調した。眞杉の頑張り次第では2017年6月久留米以来、2度目のGIII制覇も見えてきそうだ。(netkeirin特派員)