2021/07/28(水) 17:00 0 5
27日に最終日を行った岸和田FIシリーズの際に、眞杉の練習仲間である幸田望夢が「S級で勝てない、どうしよう…」と壁にぶつかり、肩を落としていた。その話を眞杉にすると「フフフッ」と笑った。
「自分だってS級に上がった最初の半年はひどかったんですよ。95点台の時期がずっとあって、その頃は(3日間9着を続けるという意味で)「9・9・9」(クンクンクン)ってあだ名が付いたぐらい。そりゃ焦りましたよ。でも練習は腐らずにやっていたしレースでは先行していました」と一個下の後輩を励ますように自身の経験を語った。
2019年11月に9連勝を達成してS級へ特昇すると当初は伸び悩んだが今ではどうか。S級優勝のみならず、5月京王閣GI「日本選手権」では驚きのファイナル進出と充実一途。
泥臭く、地道に脚を付けていけばここまでいける、そう言わんばかりに笑顔を見せた。努力する姿を微塵も感じさせぬ洗練された雰囲気が眞杉にはありスター性を感じさせる。(netkeirin特派員)