2021/07/28(水) 10:00 0 0
前期の終盤から調子を上げていた藤本龍也がチャレンジでは“格の違い”を見せている。初日も早めの巻き返しで主導権を握り堅調な高橋由記を難なく振り切った。好調の要因は「体の具合がマシになってきたこと」に尽きる。重度の腰痛持ちで、ここ数年は満足に練習することができず、前々期の競走得点は64点台まで落ちたが、「最悪の状態は脱した」ことで成績が上昇し始めた。
「今もまだ騙し騙しだけど、うまく(腰痛と)付き合いながらやれています。また無理をするとすぐにダメになるのでもどかしさはあるんですけどね。あと、今は点数があるので初日から新人と当たることが少ない。それも(好成績に)つながっていると思いますよ」
初日の1着が通算99勝目。節目の100勝にリーチをかけた。
「そうだったんですか。全然知らなかったです。自分は1着を取れるような選手じゃないので(笑)。あまり意識せず、2日目からも今まで通り自分らしく頑張りますよ」