2021/07/27(火) 17:20 0 1
最近多くの現役の競輪選手がYouTubeに動画投稿しているが、齋藤仁の『仁-HY-ちゃんねる』をご存じだろうか。これがめちゃくちゃ面白い。
写真撮らせてもらってもいいか?と聞くと「俺の写真なんか撮っても絶対使うとこないでしょ。netkeirin? 喜んで! ポーズは要りますか?」とサービス旺盛。
さらにYouTubeが面白いと伝えると、
「みんながそう言ってくれるとやりがいがある。もちろん本業の競輪の方も頑張りますよ(笑)。みなさんやって欲しい企画とかあったらYouTubeのコメントに入れといて下さい。すぐに採用されるかも。チャンネル登録お願いしますよ」と宣伝も忘れない。
秘密とか裏話をほしいとリクエストすると、
「それなら…。僕は配分が詰まっている方が調子良いんです。僕を狙う時はそういう時に! 」とタイミングを教えてくれた。
若手芸人並みに体を張っている齋藤に加えて、カメラマン役のボソッと突っ込む言葉のやり取りも見どころだ。
記者も誰がカメラを回しているのかは知らなかったのだが、言葉のやり取りで齋藤より年下だろうとは推測できた。気になっていたので地元選手に聞いてみると「あれは吉川君ですよ。それと編集してるのは吉川(嘉斗)君の奥さんです。」と教えてくれた。
そんな吉川嘉斗にカメラマンのことを尋ねると、
「そうなんです。最近は嫁も忙しくて編集が追いついてないんですよね。僕も仁さんも競走が入ってるし。なかなか日程的にも厳しいんですよ。面白い? じゃあもっと仁さんに体を張ってもらわないと(笑)。本業の競輪が疎かにならない程度に頑張ります。競輪の方はS級の途中から調子が良かった。道中も余裕があったくらい。A級に落ちてからはペースが緩くて逆にやりにくい。1周少ないのも変な感じがしますね。調子は変わらず維持出来ているのでしっかり気を抜かずに頑張ります。明日は外田に頑張ってもらいます。中国勢が強いけど、僕も地元だし優勝狙っていきます」。
2人とも礼儀正しく、明るい。そしてレースになるとスイッチが入る。このオン・オフの切り替えが巧い徳島YouTubeコンビの小松島最終日に期待したい。(アオケイ・梅田記者)