2021/07/27(火) 09:00 0 2
競輪選手は約2400人いるが、ほぼ全ての選手の顔は覚えている。
ただ、新人が出てくると覚えるのに時間が掛かるし、コロナ禍でマスク姿だと時々間違えることもある。どこか顔の特色だったり、練習着だったり、髪型だったり、体型で最初に判別する。
下岡将也の場合は、髪の毛の色。今回は緑色なのですぐに分かったが、赤の時代もあった。
「パープルにしたら、大阪のおばちゃんみたいと言われた(笑)。確かに、そんなおばちゃんいますよね。那須川天心みたいに、レインボーヘアーも良いかもしれませんね」。
失礼だが、下岡の成績が急激に良くなっているので、愛知の下岡優季と一瞬間違えそうになった。
「僕は勝手にアニキと呼んでいます。自分でも信じられないけど、ギヤを85から92にしたら、見違えるぐらい良くなった。あとは、浅井康太さんからもアドバイスを受けて、それも要因のひとつですね」。
ユニークなキャラだし、近藤龍徳の匂いを少し感じる。(町田洋一)